カテゴリ:一写一想(過去作品)( 35 )

ハンドル [#14]

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私は

ハンドルを握って

ペダルをこぐ



思い立って

夜、出発したら

朝に出会った



私は また

ハンドルを握って

ペダルをこぐ





2005/4/5(火) 午後 0:32
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by isshaissou | 2012-06-28 23:39 | 一写一想(過去作品)

しゃしん [#13]

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そのなんでもないそらが

えいえんになるのなら

わたしは

すべてのそらを

おさめたい





2005/4/3(日) 午後 11:50
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by isshaissou | 2012-06-28 23:34 | 一写一想(過去作品)

がらくた (#12)

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がらくたのなかに

携帯電話を置いた



電波で届いてしまう

この想いが

うそくさかった

この想いは

がらくたなのではないかと思った



2005/4/2(土) 午前 11:23
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by isshaissou | 2012-06-28 23:24 | 一写一想(過去作品)

ひかり [#11]

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どこかおぼろげな

そのひかり



朝おきて

カーテンを開けたときのひかり


押入れに隠れて

早く見つけにこないかと

ふすまをそっと開けたときのひかり



そのときの

このせかい



すべてが

不確かで

とうめいである




2005/3/31(木) 午後 10:39
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by isshaissou | 2012-06-19 18:59 | 一写一想(過去作品)

みなと [#10]

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わたしの

しろいくもと


わたしの

なみのおとと


わたしの

しおのにおいと


わたしの

かもめのこえと


わたしの

想い



すべてを

ふねにのせちゃったら

わたしになにが

のこるだろう





2005/3/30(水) 午後 2:48
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by isshaissou | 2012-06-19 18:52 | 一写一想(過去作品)

記憶 [#9]

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ぼやけてしまったものもある

消えかけているものもある

消そうと必死になっているものもある

うえからぬりつぶしたものもある

けれど

いまでもはっきり思い出せるものもある

あの日みた

うみとそら

目をつぶるとまぶたのうらに





2005/3/28(月) 午後 7:49
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by isshaissou | 2012-06-19 18:45 | 一写一想(過去作品)

そのさき [#8]

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そのさきに

なにがあるのか確かめたくて

ペダルをこいだ

道のわきには

季節の花が咲いていて

風は向かい風だったが

進むことが

気持ちよかった


川の流れをみながら

ペダルをこいだ


そのさきは

海だった


つぎは

海のさきに

なにがあるのか

気になった





2005/3/27(日) 午後 10:40
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by isshaissou | 2012-06-19 18:35 | 一写一想(過去作品)

帰り道 [#7]

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帰り道が美しいから

ひとは出かけたくなる

今日はどんな

落陽に

わたしの影をのばすことが

できるだろう


わたしは

靴を履いて

玄関をでる

今日の帰り道を

思いながら




2005/3/26(土) 午後 6:44
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by isshaissou | 2012-06-19 18:30 | 一写一想(過去作品)

ある冊子 [#6]

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ちょうど去年の今頃の写真(撮影は2004.3.19とある)

この時期の土手は、暖かい気候もあり、様々な人が訪れる。

そんな「土手人」のなかに、

この冊子を残していった人がいる。

―高校生か

―もう一回決定の人か

浪人が決まったあの時の思い。

世界は無慈悲だと思えたし、

自分自身を信じられなくもなった。

その時あたりから、思ったことをメモする習慣ができた。

自分自身が何を思い、何を考えているのか

はっきりとした形で確認したかった。


写真も、それに似ているのではないかと

一年前の写真を見ながら思う。



「私に足りなかったもの、私に必要なもの、ここにはありますか、」

冊子にあるこの言葉をみて

[ここ]とは何処かと考える。




2005/3/25(金) 午後 6:52
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by isshaissou | 2012-06-19 18:24 | 一写一想(過去作品)

横断歩道 [#5]

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いつから

自分の道を模索して

いつまで

自分の道を歩き続けて行くのだろう


そのときは

学校へ行く道は学校で決められていた

登校班で通学した

最初は列の真ん中で

おにいさんやおねえさんについてって

横断歩道を渡った


背が伸びるにつれ

次第に列の一番前になった

不安や疑問や悩みや責任もランドセルにつめた


それから学校に行く道を自分で決めた

少し遠回りだけれど、静かな土手を通る道


これからも自分の道を模索しよう

自分の道を自分で歩き続けていけるよう





2005/3/25(金) 午前 1:38
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by isshaissou | 2012-06-17 12:37 | 一写一想(過去作品)


わたしの日常をどうぞ、あなたの日常は美しいですか?


by isshaissou

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